メディニラの生産者を訪ねてきました。
そこには学生時代や某研究所の勤務時代に
未来の農業として扱われていた内容が現実のものとなっていました。
オランダでは生産施設等の建設のために融資を受ける際、
最新の技術を導入することが条件となるそうです。
ちなみにどこに行っても補光ランプと自動ドアは必須アイテムでした(爆
さてさて、まず目に飛び込んできたのは自動選別装置。
苗を選別するのも人間の目ではなく
コンピューターで画像処理して仕分けられます。

黒い箱の中で画像処理さてサイズごとにレーンに仕分けられます。
これは何だかわかりますか??

苗を運んで並べる機械です。
1.まずは台車に乗って自動的に運ばれてきた苗にガバッと差し込みます。

2.持ち上げてクルッと向きを変えます。

3.上にぶら下がった状態で運んでいきます。

苗は植えるのも運ぶのも自動です。
ちなみにオランダは天然ガスが採れるので暖房にも利用されます。
でも、ただ単に天然ガスを燃やしているだけではありません。
暖房しながら、ついでに発電し、電力をまかないます。
さらに、燃やす際に生じる二酸化炭素はそのまま温室内の植物に施用されます。
そうそう、渥美半島沖ではメタンハイドレードの採掘試験が始まりました。
うまくいって渥美でもメタンが活用できるときがくればと思います。
何年先になるかわからないけどね。
1カ所に集約されているので効率的に植物工場のような生産の出来るオランダ・・・
日本は・・・分散した農地に小さな施設を建てるので非効率。
まあ、大規模化すればいいという訳じゃないけど、
施設を効率的に使えるのは羨ましいです。
農地の集約化は今でも悩ましい問題です。
ランキングに参加しています。
よろしかったらポチッとお願いします。

にほんブログ村
【関連する記事】